3月27日の日記

2005年3月26日
風が吹いてもコートがいらなくなりました。

君のストラップ。
君の癖。
君の横顔。
あんなに覚えていたのに
今は霞がかって見える。

気付いたら君の誕生日は過ぎていて、
いつのまにか平気であの曲を聴くようになっているよ。

君の存在が少しずつ私の中から消えてゆく。

それでも、心地良い風が吹く季節がくると
君が桜舞う向こうから走ってくる姿が見える。

君もこの風に吹かれると私のことを思い出したりするのでしょうか。

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