12月4日の日記

2005年12月4日
大好きだった景色が変わるのを私は何度も目にしてきた。

小学生の頃、忍び込んだ空き地にはマンションが建った。
青春の象徴であった体育館はなくなり、空き地になっている。

持ち主でもない私には、黙って見ていることしかできなかった。

変化や進歩がめまぐるしいこの時代で
土地の役割が変わるのは不思議なことではない。

時間がたてば、誰しもその景色を思い返せなくなってしまう。

だからこそ記憶は価値がある。

情報があふれ、変化の激しい現在で
記録する機械はたくさんある。
でも記憶する機会は少ない。

人々に記憶される人になりたい。

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